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8 July 2017

分離派100年研究会 連続シンポジウム

第2回 分離派建築会発足と「創作」の誕生

[日時]2017年7月 8日(土) 13:00-17:30
[会場]京都大学吉田キャンパス 百周年時計台記念館 2階 国際交流ホールⅢ
[主催]分離派100年研究会

1920年、「過去建築圏」からの分離を求め、東京大学を卒業する学生たちが分離派建築会を結成した。山田守、石本喜久治、堀口捨己、森田慶一、瀧澤眞弓、矢田茂、彼ら6名は、世紀転換期のヨーロッパ美術界に生じたアカデミズムからの分離運動に刺激され、様式建築からの解放を目指して立ち上がった。時代の潮流が目まぐるしく変動するなか、活動は1928年まで続き、その間、新しい建築が懸命に模索された。この若者たちによる瑞々しい運動が日本近代建築の出発点なのである。
それからまもなく100 年。現代建築に通じる重大な岐路のひとつであったこの運動の実態と意味とを問い直すことを目的として、一連のシンポジウムを企画した。今回は分離派建築会発足へと至る経緯に焦点をあて、彼らがもっとも強く主張した自己の表現、すなわち建築の「創作」について、同時代の芸術や思想との関連も探りながら考えたい。

開会:杉山真魚(岐阜大学 准教授)

主旨説明:田路貴浩

第1部:各論発表

長谷川堯(武蔵野美術大学 名誉教授) 「自己の拡充」の意義――後藤慶二から分離派へ

南明日香(相模女子大学学芸学部 教授) 大正期の美術における「創作」意識

飯嶋裕治(九州大学基幹教育院准 教授) 分離派建築会の思想史的背景──和辻哲郎を中心に

笠原一人(京都工芸繊維大学 助教) 武田五一のセセッション受容と創作

第2部:討論:大正時代と「創作」の誕生

長谷川堯・南明日香・飯嶋裕治・笠原一人 モデレーター:市川秀和(福井工業大学 教授)

閉会:加藤耕一(東京大学 准教授)

 

 

ポスター(PDF)

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